鍵の施錠・解錠は、防犯の基本中の基本です。しかし、「鍵をかけたはずなのに、実はかかっていなかった…」という経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。今回は、施錠・解錠の確認を確実に行い、習慣化するための方法について解説します。まず、施錠の確認についてです。家を出る時や、就寝前など、鍵をかけた後は、必ず「施錠確認」を行いましょう。施錠確認の方法としては、以下のようなものがあります。「ドアノブやレバーハンドルをガチャガチャと動かしてみる」:ドアがしっかりと閉まっていて、鍵がかかっているか確認できます。「鍵穴に鍵を差し込み、軽く回してみる」:鍵が回らないことを確認することで、鍵がかかっていることを確認できます。「目視で確認する」:デッドボルト(かんぬき)が出ているか、サムターン(つまみ)が施錠状態になっているかなどを、目で見て確認します。これらの確認を、毎回必ず行うようにしましょう。特に、急いでいる時や、考え事をしている時などは、鍵をかけ忘れてしまう可能性が高いため、注意が必要です。次に、解錠の確認についてです。鍵を開けた後は、鍵を抜き取り、鍵を所定の場所に保管しましょう。鍵を鍵穴に差し込んだままにしておくと、鍵を紛失したり、折れたりする可能性があります。また、鍵を開けたまま、その場を離れないようにしましょう。特に、玄関の鍵を開けたまま、室内に入ってしまうと、空き巣などの侵入窃盗犯に侵入される危険性があります。施錠・解錠の確認を習慣化するためには、以下のような方法が効果的です。「指差し確認」や「声出し確認」を行う:「鍵よし!」などと声に出して、指差し確認を行うことで、鍵の施錠・解錠を意識的に行うことができます。「チェックリストを作成する」:家を出る時や、就寝前に確認すべき項目をリスト化し、チェックすることで、鍵の施錠忘れを防ぐことができます。「家族や同居人と協力する」:お互いに声をかけ合ったり、確認し合ったりすることで、鍵の施錠・解錠を徹底することができます。施錠・解錠の確認は、防犯の基本であり、習慣化することで、空き巣などの被害を防ぐことができます。